益田ミリ

ずっと、「好きな作家」が欲しなと思っていました。
大学で文学系の学部を出ているのに、本を読む量が少なかった。というより、周りが鬼のように読んでいるので私の読書量は塵のようなものでした。

とにかく、好きな作家を作りたい!というのが私のやりたいことの中の1つにありながら、ずっと決めかねていたのですが、これが遂に社会人になってからしばらくして、達成できたのでした。
今「好きな作家は?」と聞かれて答えるとしたら、「益田ミリ」というイラストレーターさんです。
「47都道府県 女ひとりで行ってみよう」というエッセイ本がきっかけで、私もひとり旅を楽しむようになりました。
そして、益田ミリの文庫本も欠かさず買うようになりました。
イラストレーターさんなので、漫画が多いですが、エッセイも非常に面白いです。
独特の、“毒”があって、それがとても小気味いい。
自分なりに色々と気を遣って生きていて、イライラすることも多いけれど、この方のエッセイを読むと、「あるある!!」と大大大共感できることがたくさんあり、心が軽くなるような気がします。
「自分の抱えてるモヤモヤと似たような話をしている、このモヤモヤはあってもおかしくないんだ」と安心することができます。
先の本以外にも旅エッセイがあるので、自分のひとり旅の参考にしています。
最近買ったのは、最新のこのエッセイ本です。
まだまだ読み始めですが、いつもさっさと読んでしまうので、大事に読んでいきたいなと思っています。

かつどうきろく

20代での体験をまとめています

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